勝山 氷熟貯蔵酒|−5℃で二年以上、時間を重ねる純米大吟醸

日本酒を、−5℃で二年以上待つ。

勝山酒造の「氷熟貯蔵酒 純米大吟醸」は、兵庫県産の山田錦を35%まで磨いて醸し、氷点下−5℃で二年以上熟成させた一本です。

華やかさを足していくのではなく、低い温度の中で時間を重ねる。

「氷熟」という名には、この酒の造り方そのものが表れています。

今未では、勝山 氷熟貯蔵酒 純米大吟醸を取り扱っております。

−5℃で、二年以上

造りたての日本酒をすぐに届けるのではなく、あえて待つ。

勝山の氷熟貯蔵酒は、完成した酒を−5℃という氷点下の環境で二年以上じっくりと熟成させます。蔵元は、この時間によって酒に円熟味が加わると説明しています。

日本酒にとって「新鮮さ」は大切な価値のひとつです。

一方でこの酒が選んだのは、その反対側にある時間。

造った瞬間を完成とせず、そこからさらに二年以上をかけて一本の表情を整えていきます。

35%まで磨いた山田錦を、さらに待つ

原料には酒米の代表格である山田錦を使用。

精米歩合は35%。つまり、米の外側を大きく削り、中心部分を使って醸される純米大吟醸です。

アルコール度数は16度、内容量は720mlとされています。

ここまで磨いて酒を造り、さらに−5℃で二年以上待つ。

手間をかけて造ることと、何もしない時間をつくること。

その両方が、この一本には必要になります。

1688年から続く蔵が、熟成を選ぶ

勝山酒造の始まりは1688年

仙台藩・伊達家の御用蔵として酒を醸し、現在までその系譜を受け継いでいます。

三百年以上の歴史を持つ一方、現在の勝山は伝統だけに留まりません。

酒造りでは新しい技術も取り入れ、熟成酒の可能性にも取り組んできました。勝山自身も、熟成酒をひとつの重要な挑戦として位置づけています。

古い蔵が、昔ながらの酒をそのまま造り続ける。

それだけではないところが、勝山の面白さです。

ノドグロから、バニラアイスまで

この酒についてもうひとつ興味深いのが、蔵元が提案している料理です。

ノドグロの塩焼き、マグロのトロ、鴨のロースト。

そこまでは日本酒との組み合わせとして想像しやすいかもしれません。

しかし、その先にはエスニック料理、バニラアイス、焼き菓子まで並びます。

熟成によって生まれた円熟味を、「和食と合わせる日本酒」という枠だけで捉えない。

料理を変えながら、一杯の表情がどう変わるのかを試してみるのも、この酒の楽しみ方です。

赤と金の鳳凰

ボトルには深い赤。

その上に、金色の鳳凰が描かれています。

蔵元もこの意匠を、特別な日に向けた縁起の良いデザインとして紹介しています。

写真で見るだけでなく、実際にボトルを手にすると、酒そのものとはまた違った存在感があります。

−5℃で二年以上。

目に見えない時間を重ねた酒だからこそ、ゆっくりと向き合いたくなる一本です。


勝山 氷熟貯蔵酒 純米大吟醸

宮城県|日本酒|純米大吟醸|720ml|精米歩合35%

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