
ドメーヌ・デ・コント・ラフォン ムルソー 1er Cru シャルム|1.71haのCharmes du Dessus
ムルソーの一級畑「シャルム」の中でも、ドメーヌ・デ・コント・ラフォンが所有するのは、斜面上部のCharmes du Dessus。
その面積は1.71ha。
深い粘土石灰質土壌を持つこの区画から、力強さがありながら重くなりすぎないシャルドネを生み出しています。
1.71ha、シャルムの上部区画だけから

「Meursault 1er Cru Charmes」は、ブルゴーニュ・コート・ド・ボーヌのムルソー村にある一級畑です。
ラフォンが所有するのは、その中でもCharmes du Dessusと呼ばれる上部区画の1.71ha。
土壌は比較的深い粘土石灰質で、地中深くまで砕けやすい石灰質の岩が続きます。ドメーヌを扱うインポーター資料では、この区画の特徴を「力強いが、重くならないワインを生む」と説明しています。
豊かさのあるムルソーでありながら、量感だけに寄らない。そのバランスが、ラフォンのシャルムを見るうえで重要なポイントです。
ムルソーにグラン・クリュはない
ムルソーは、ブルゴーニュを代表する白ワイン産地のひとつですが、村内にグラン・クリュはありません。
そのため、シャルム、ペリエール、ジュヌヴリエールといったPremier Cru(一級畑)が、ムルソーの畑ごとの個性を見るうえで重要な存在になります。
「シャルム」という名前だけで一括りにするのではなく、どの位置の区画を所有しているかまで見ると、生産者ごとの違いがより明確になります。
1998年、ドメーヌ全体をビオディナミへ
ドメーヌ・デ・コント・ラフォンでは、1992年に畑から合成化学製品を排除し、1995年に有機栽培への転換を開始しました。
複数区画での試験を経て、1998年にはドメーヌ全体でビオディナミ農法を採用。
ビオディナミは、化学農薬や化学肥料を避ける有機栽培を基礎としながら、土壌や植物の生命力、季節のリズムまで重視する農法です。
ラフォンにとって重要なのは、農法そのものを目的にすることではなく、各畑の違いをワインへより明確に表すこと。その考え方は、シャルムを含むすべての区画に共通しています。
一級畑は、木樽で約16か月
ラフォンの白ワインは、畑ごとの差を見せるため、キュヴェごとに醸造方法を大きく変えるのではなく、基本的な手法を揃えながら樽の使い方を調整しています。
一級畑では、新樽比率をおおむね25〜40%の範囲で調整し、木樽で約16か月熟成。
澱を攪拌するバトナージュも常に行うのではなく、発酵の進み方やワインの状態に応じて限定的に用います。
樽香そのものを前面に出すのではなく、Charmes du Dessusの豊かさと輪郭をどう残すか。そのための熟成設計です。
ドミニク・ラフォンから、次の世代へ
ドメーヌ・デ・コント・ラフォンは、19世紀から続くラフォン家のドメーヌです。
1985年に経営を引き継いだドミニク・ラフォンは、畑の管理と醸造の両面を大きく見直し、現在のドメーヌの基礎を築きました。
2021年末にドミニクは第一線を退き、現在は次世代のレア・ラフォンとピエール・ラフォンがドメーヌを引き継いでいます。
世代が変わっても、畑ごとの個性を明確にするという方向性は変わりません。シャルムは、その考え方をムルソーの一級畑で見る一本です。
Domaine des Comtes Lafon Meursault 1er Cru Charmes
フランス|ブルゴーニュ|コート・ド・ボーヌ|ムルソー|一級畑シャルム|白ワイン|シャルドネ
ラフォンが所有するCharmes du Dessusの1.71haから造られるムルソー一級畑。深い粘土石灰質土壌、ビオディナミによる栽培、長い木樽熟成を通じて、豊かさと輪郭を併せ持つシャルムを表現しています。
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