
江戸切子 青山硝子 ロックグラス「ソーダ」|炭酸の泡を菊繋ぎで表現する
立ちのぼっては消える炭酸の泡。その一瞬のきらめきを、菊繋ぎでガラスの中に閉じ込める。
江戸切子 青山硝子 ロックグラス「ソーダ」は、伝統工芸士・青山弥生氏が、日常の中で目にする「炭酸の泡」を江戸切子の技法で表現したロックグラスです。
今未では、ブルー、グリーン、ピンクの3色を展開。繊細な菊繋ぎと、極限まで薄く残した色ガラスが光を受けることで、泡が浮かび上がっては消えていくような軽やかな表情を生み出します。
「ソーダ」という名前の由来
この作品のテーマは、その名の通り炭酸の泡です。
青山弥生氏は、日常の中でふと目にする光景を、自身の感覚を通して切子の意匠へ置き換えてきました。
「ソーダ」では、グラスの中を立ちのぼる無数の気泡と、その泡が光を受けて瞬間的にきらめく様子を、細かなカットと色の残し方によって表現しています。
青山弥生|日常の風景を江戸切子に変える
青山弥生氏は、1983年栃木県生まれ。
2007年に東京造形大学造形学部デザイン科を卒業し、2008年、葛飾区の伝統工芸職人弟子入り支援事業一期生として清水硝子へ入社。江戸切子の技術を一から学びました。
2023年には江戸切子の伝統工芸士に認定。2024年には全国伝統的工芸品公募展で経済産業大臣賞を受賞しています。
そして2025年、青山硝子工芸を設立し、作家として独立しました。
青山氏の作品は、伝統文様そのものを見せるだけではなく、氷、雨、織物、炭酸の泡など、日常にある現象を切子へ置き換える点に特徴があります。
菊繋ぎがつくる、細かな光の粒

意匠の中心となるのが、江戸切子の代表的な伝統文様の一つである菊繋ぎです。
細い線を幾重にも交差させて生まれる菊繋ぎは、光を細かく分散させ、無数の輝点をつくります。
「ソーダ」では、その精緻なカットが単なる装飾ではなく、炭酸の泡が連続して浮かぶような視覚効果へとつながっています。
極限まで薄く残す色ガラス
もう一つの特徴が、色ガラスを極限まで薄く残す青山氏ならではの表現です。
色を大きく残すのではなく、透明な部分と淡く色が残る部分を細かくつくることで、グラス全体に軽やかなグラデーションが生まれます。
光の透過を計算しながらカットすることで、色そのものよりも「光がどう動くか」が主役になる作品です。
ブルー、グリーン、ピンク。3つの色
今未では、ブルー、グリーン、ピンクの3色を取り扱っています。
ブルーは、清らかな水面を思わせる涼やかな透明感。
グリーンは、新緑の若葉のような清々しさ。
ピンクは、春の花びらを思わせる柔らかな色合い。
同じ「ソーダ」という意匠でも、色によって光の見え方と印象が変わります。
今未オリジナルコレクションでも、青山弥生の表現を
今未では、青山弥生氏とともに制作した「今未オリジナルコレクション #2」もご紹介しています。
「ソーダ」とは異なる意匠ですが、光の見せ方や、色ガラスを繊細に残す青山氏の美意識を、同じ作家の別作品として見比べていただけます。
江戸切子 青山硝子 ロックグラス「ソーダ」
日本|東京|青山弥生/青山硝子工芸|江戸切子|ロックグラス|ソーダ|ブルー・グリーン・ピンク|直径7cm × 高さ9cm|木箱入り
炭酸の泡を思わせる菊繋ぎ、薄く残された色ガラス、そして光によって生まれる一瞬のきらめき。伝統文様を使いながら、日常の風景を現代的な感覚で再構成した青山弥生氏らしい江戸切子です。
今未でのお取り扱いについて
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