
イチローズモルト リミテッドエディション 2020|世界一に選ばれた500本限定ブレンド
世界でわずか500本。そして、World Whiskies Awards 2020で世界最高賞に選ばれたブレンデッドウイスキー。
イチローズモルト & グレーン ジャパニーズブレンデッド リミテッドエディション 2020。
この一本には、現在も稼働する秩父蒸溜所の原酒だけでなく、すでに閉鎖された羽生蒸溜所のモルト、川崎蒸溜所のグレーンが重ねられています。
新しく造ることのできない原酒と、現在の秩父。その両方をひとつのブレンドに残した、500本限定のリリースです。
500本限定、そして世界最高賞へ

生産本数はわずか500本。アルコール度数は48.5%、容量は700mlです。
World Whiskies Awards 2020では、まず「Best Japanese Blended Limited Release」に選ばれ、さらに「World’s Best Blended Limited Release」を受賞しました。
限定性だけでなく、ブレンドそのものが国際的に評価された一本です。
秩父・羽生・川崎、三つの蒸溜所をひとつに
ブレンドに使われているのは、秩父蒸溜所と羽生蒸溜所のモルトウイスキー、そして川崎蒸溜所のグレーンウイスキーです。
秩父蒸溜所は肥土伊知郎氏が設立し、2008年に本格的なウイスキー造りを開始しました。一方、羽生蒸溜所と川崎蒸溜所はすでに閉鎖されており、そこに残された原酒には限りがあります。
つまりこのボトルは、現在の秩父だけでは再現できません。異なる時代に造られた三つの蒸溜所の原酒が、一つのグラスの中で重なります。
もう増えることのない原酒を使うということ
閉鎖蒸溜所の原酒は、使えばその分だけ減っていきます。
羽生や川崎の名前が残るウイスキーには、単なる熟成年数とは別の「時間」があります。蒸溜所が存在していた時代、その後の長い熟成、そして現在の秩父でのブレンド。
リミテッドエディション 2020の希少性は、500本という本数だけではなく、同じ条件で再び造ることができない原酒構成にもあります。
ミント、わずかなピート、力強い余韻
World Whiskies Awardsの審査では、豊かさの中にわずかな硫黄のニュアンス、フレッシュミント、ほのかなピートが感じられる、力強いウイスキーと評価されています。
48.5%という度数も含め、軽快さだけではなく、複数の原酒が重なる厚みを感じさせる構成です。
一本の中に残る、日本のウイスキー史

秩父、羽生、川崎。
現在も続く蒸溜所と、すでに姿を消した蒸溜所。その原酒が同じボトルに収められたリミテッドエディション 2020は、日本のウイスキーの異なる時代を一本の中でつないでいます。
500本という数字以上に、その背景まで含めて見ておきたい一本です。
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