シャトー・ペトリュス


その品質の高さと希少性から、五大シャトーをも凌いで世界で最も高値で取引されるワインの一つとなったシャトー・ペトリュス。5大シャトーが年間2万ケース以上の生産量であるのに対し、ペトリュスはわずか2,500ケースほどとされています。

ボルドーの有名産地の中でも、最も暑いポムロール。そのポムロールにあって、これ程までに優美かつ長期の熟成力を兼ね備えたワインは他に存在せず、まさに神に祝福されたテロワールといえるでしょう。

ペトリュスをはじめ、数々の名シャトーを育て上げた敏腕醸造家でありオーナーのクリスチャン・ムエックス氏は大の親日家で、好きな作家は谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫とのこと。読書の秋、ワインを傾けながら、ゆっくりとページをめくってみるのもいいかもしれません。